2016年5月23日月曜日

ウメキタ2期工事と牛の薮入り

こんにちは。
5月23日のつひまぶブログです。
今月から週に一度の更新になりました。

グランフロント北館6階で、スカイビル方面を見ながら食事ができると聞いて、早速行ってきました。天気のいい日は夕日がキレイです。


夜景もきっとキレイなんでしょうね。
しかし、今日のメインは夕日や夜景ではなくって、写真の下の方に写っている水たまり。
工事中の柵に囲われた中を上から見下ろせるのは、ビルが多い場所ならではですね。
今は土壌を整えているところなんでしょうか。
水たまりが点在していました。
もともと、埋田だし。

で、思い出したのが、この絵です。


「郷土研究 上方」第5号の表紙の「梅田道牛の薮入」です。
この号は昭和6年発行のものです。
「郷土研究 上方」でちょっと前のことですが、という話は大体明治時代のことなのですが、この牛の薮入りも明治初年の頃まで実際にあった行事だそうです。
今のJR大阪駅の北側に梅田堤があったそうです。
春には一面に菜の花が咲き、げんげ、タンポポのつみ草が咲いているような場所でした。
思い巡らすだけでのどかな風景です。
ここで5月5日の端午の節句のころに農家の人が集まって、飼っていた牛を野面に放して終日遊ばせる行事がありました。これが牛の薮入りです。
当日は、朝から農家の仕事も休みで、本当に丸一日牛を放して、遊ばせていたようです。
しかも、牛には装飾がされていました。
角には紅白の布で巻き、頭上にはショウブやボタン、季節の花を飾り、背には模様のあるきれいな敷物をかけていたそうです。華やかですね。
今では身近に牛はいませんが、100年ほど前には、農家に牛がいるのは当たり前で、こんな行事があるくらい、大事な存在だったこともわかります。
また、梅田が牛が休憩できるくらいのどかな場所だったのだ思うと、時代の変化を感じずには入られません。
そして、水たまりがあって、だだっ広い今。
これも気づいた頃には見られない風景になります。

これからどんな景色になるのか、さらに楽しみが広がります。