2016年2月26日金曜日

中之島には東洋初が2つある!

大阪は初が好きなところ、シャープペンシル・クレパス・カッターナイフ・ビアホールなど、日本初がたくさんあります。あさが来たのドラマにも出ていたビールは、日本人の手で初めて作った国産ビールで北区堂島で作られました。
中之島には日本初どころか、東洋初が2つあります。
中之島の大阪市立科学館、2つともここにあるのです。
カールツァイスⅡ型、日本初のプラネタリウム映写機
1937年に大阪市が東洋で初めてドイツのカール・ツァイス光学会社から購入、西区四ツ橋にあった大阪市立電気科学館で19895月まで投影されていました。
恒星だけでなく太陽・月・惑星まで投影して、日本だけでなく地球の裏側や時空を超えて未来の夜空を再現できる、当時では最先端の映写機でした。
このプラネタリウムに毎日のように通ったのが、漫画家の手塚治虫先生です。ここで宇宙への夢を描いて育った手塚少年は漫画家になって、あの鉄腕アトムを生み出したのです。
カールツァイスⅡ型について、詳しくは下記HPをご覧ください。
もうひとつは、日本初のロボット「学天則」
1928年昭和天皇即位を祈念した大礼記念京都博覧会に、大阪毎日新聞が出品した東洋初のロボットです。
制作者は西村真琴という毎日新聞論説員、ロボット工学の専門家ではなく阿寒湖のマリモ保護に尽力した生物学者です。
現在展示されている学天則は、写真や資料を基に大阪市立科学館学芸員の手で復元されもの、人種差別を超越するため世界各人種の特徴を混ぜ合わせて造られた上半身、左手には霊感灯(インスピレーションライト)、右手には鏑矢のペンを持ち、顔はゴム製で、圧縮空気を使って動きます。復元されたものはコンピューター制御になりました。

学天則とアトムに通じるものは、ロボットを機械としてとらえるのではなくより人間に近いものとしてとらえる点では同じかと思われます。
大阪市立科学館はそのどちらにも関係するスポットなのでした。