2015年5月14日木曜日

香港で発行の「大阪旅行ガイド」をちょっとのぞき見

私の仕事はバスの運転士です。今年になって会社を移りましたが、以前の会社では空港バスを担当していました。
その時にあった忘れ物というか、ゴミというか、そんな中にこういうものがありました。

タイトルが「京阪神旅遊全攻略」。いわゆる旅行ガイドです。この本は、香港にある「正文社」という出版社が出しているもののようで、日本の旅行ガイドに定評のあるのでしょうか、それらをたくさん出されている出版社です。(日本にある正文社とは全く関係ないと思われます)
http://www.rightman.net/
ただ、こういうものって、担当者からすると結構処理に困るのですよね。何故かというと、こういう本は、本来落とし物として処理するべきなのでしょうが、関空向きの車内で発見したんです。おそらく、この所有者であろう人は、これから飛行機に乗って中国に帰る人のものだというのは容易に想像出来ます。つまり、落とし物として処理しても引き取りに来る可能性が非常に低いんです。
こういうものは申し訳ないんですが、処分することにしています。(万が一持ち主が来ても、お金で解決出来ることが条件。未開封のペットボトルの飲み物とかも同様。あ、市内向きの場合はもちろん保管しますよ。)
で、まあ捨てるのもなんだし、私も興味があったのでボーッと読んでいたんです。みなさんも、中身はどんなものが書かれているか気になりませんか?

というわけで、ここでご紹介してみたいと思います。
中国の出版社が出した「京阪神旅行ガイド」の中で、北区はどう書かれているのか。


全512ページという、結構厚めの旅行ガイドの中で、86ページが大阪に割り当てられ、その中で22ページにわたって「梅田」というカテゴリで紹介されています。まあ、妥当ですかね?
最初の2ページで梅田界隈の地図が見開きで載っていて、西は新梅田シティ東は天神橋筋、北は茶屋町あたりから南は淀屋橋まで、おおよそ中心市街地は網羅しています。天神橋筋商店街は拡大で紹介されています。

まずは空中展望台で一躍有名になった新梅田シティ。ShopSky39や滝見小路、芭蕉庵などが紹介されています。
私、あまりお店を知らないのですが、芭蕉庵ってわらび餅で有名らしいんですか?石臼で挽いてきな粉を作ったりするみたいです。また、抹茶とかも出てくるみたい。このあたりは写真をふんだんに使われていて、なおかつ、日本人にも馴染み深い漢字(簡体字ですが)が出てくるので何となく理解が出来ます。
(-ω-;)ウーン、地元民が香港の旅行ガイドで地元のお店を知るという…… ちょっと考えさせられますね。(笑

誰か一緒にわらび餅食べに行きませんか~
次のページはグランフロント大阪が来ました。ショッピングモールはもちろん、うめきた広場やパナソニックセンター近大水産研究所などの文字が。世界のビール・ワイン博物館も1ページ使われています。

次の見開きで大阪ステーションシティが。大阪三越伊勢丹(閉店・改装しちゃいましたね)、ルクア、大丸、アーバンテラス茶屋町と紹介されて、何故かハンズカフェが同格に。東急ハンズじゃなくて何故ハンズカフェだけなのかがちょっと不思議かも。

次の見開きが、ヨドバシ梅田、ヨドバシファッションゾーン、阪急三番街、Nu Chayamachiが。ヨドバシ5階に集英社のジャンプ直営店があるのか~、、、、、、またしても知らなかった( ̄Д ̄;;
三番街ではユザワヤとかキディランドとかも紹介。妥当なところでしょうか。

次の見開きで、茶屋町居酒屋横丁、EST、阪神百貨店、新梅田食道街が紹介されており、なんと、同格でお好み焼きやの「きじ」が紹介されています。確かに有名なお店ですけど、香港ガイドでも紹介されるんですねー。あと、この本、日本語の校正がしっかりしていて、随所にひらがなや日本の漢字が出てくるのですが、ほぼ間違いがありません。「新梅田食『道』街」も、しっかり押さえられています。

次の見開きは全て阪急百貨店。新しくオープンしたし、2ページ使って紹介される力の入れようです。

次のページ左でHepFIVE、阪急メンズ館が紹介。右のページにハービスが紹介されています。HepFIVEは「摩天楼主題商場」、ハービスは「荷貝城(多元化購物商場)」と訳されています。ほう、、、そうなのか、、、、荷貝城……どういう意味だろう???
摩天楼は観覧車があるから?

次の見開きがE~ma、ディアモール大阪、ブリーゼブリーゼ、キヤノンデジタルハウス、家座香屋6年4組、グリル北斗星。梅田の南側ですね。家座香屋6年4組、、、学校に見立てた居酒屋っつー感じなんですかね?私行ったことないので知らなかったですわ(大汗

さて、最後の3ページで天神橋筋商店街が紹介されています。日本最長商店街で、天満宮の参道及び周辺地区で、江戸時代からあって、明治に商店が林立したとか、長さ2.6kmあるとか、天五・天六という風に省略するとか、天一から天六まではアーケードが付いているとか、くらしの今昔館が資料室としてあるとか、600軒の商店が建ち並んで、いろんな店があって、梅田から近くて人情味あふれるところって紹介されてますわ。簡体字だけど、何となく分かる。
ここでは大阪天満宮、中村屋(コロッケ)、まるしげ(お菓子屋)、天牛書店、千鳥屋(饅頭)、スーパー玉出、まるまん寿司、天五春駒なんかが紹介されています。有名どころのお店とチェーン店が一緒に紹介されているところが、日本の旅行ガイドとは違うところですね。外国の方から見れば、老舗もチェーン店も、ひとつのお店と捉えるのですかねー?

その最後のページに、天神橋筋商店街の見どころというコラム的な記事があるのですが、その中で変わった視点のものが。3丁目の、アーケードの上にある鳥居や、2丁目のお迎え人形などが紹介されているのはわかります。有名ですし、かなりの方が写真撮られていますからね。でもね、天五商店街のアーケードの案内に、↑国鉄環状線天満駅の「国鉄」って20数年前から訂正されてないんですよ~って紹介されていたのはたまげましたわ ( ̄▽ ̄;A)あはは♪

別に香港の人が、そんなところを見ても、何も楽しくないと思うんですけどね。どうでしょうか?「国鉄」の文字を写真に収めている人がいたら、「ああ、あの人は香港の旅行ガイド見てやって来た人なんだー」って温かく見守ってあげて下さい。いないと思うけど。

国鉄環状線ねw確かに書いてあるわ

(ーー;).。oO(この本の編集か校正している人の中に日本人がいるな。絶対に。)
日本語表記はかなり正解。というか、誤記がほとんどない