2015年1月15日木曜日

忘れ去られた昭和は、変貌する中津の上にあった


年末に、「来年の干支は何だっけー。あー、羊かー。」と、来年の干支は確認するのに、肝心の今年の干支はすっかり忘れ去られている季節も過ぎ、新春のお喜びを申し上げる今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。こんにちは。なみはやノーツです。

といいつつも、2015年も早くも小正月を迎えて、新春ムードすらすでにありませんね。ただ、昔は商店も1週間は平気で休みでしたし、長いところでは21日までお休みします!なんていうところもありました。最近はスーパーとかは元旦・2日から早くも開いているので、お正月気分もなくなりつつあります。少しさみしい気がしますが。



さて、昨年の私の書いたブログの続きを書かねばなりません。



つひまぶ: 探し物は何ですか?……えっと、劇場なんです~
http://tsuhimabu.blogspot.jp/2014/07/blog-post_3.html

中津にあり、昨年10月に惜しくも閉店してしまった「中津芸術文化村 ピエロハーバー」です。中津の高架橋が耐震工事のために立ち退き・移転を迫られていたというお話でしたが、移転先がやっと見つかったようです。
残念ながら、希望していた中津周辺ではなく、吹田の江坂に場所を移すということで、北区とのつながりは消えてしまいました。しかし、駅も近く、カフェバーや劇場も併設という、今までのスタイルで営業を再開するということ。オープンイベントが1月23~25日まであるそうです。私もどこかの日に行ければと思っていますが。

http://www2.odn.ne.jp/sugar-town/




次。



つひまぶ: 忘れ去られた昭和は、変貌する大阪駅の足下にあった
http://tsuhimabu.blogspot.jp/2014/06/blog-post_5264.html


大阪駅の御堂筋口北にある、トロリーバスの架線柱のお話でした。
廃止されてから46年も経ちながら、まだ撤去もされずに奇跡的に残ったという記事でしたが、この中で、
ちなみに、阪急中津駅周辺の国道176号線付近は、このトロリーバスの架線柱がほとんど残っていますし、十三の駅前とかにも残っています。
という記述をさせていただきました。

そうなんです。トロリーバスの架線柱は、探せばかなりまだ残っているんです。
大阪駅前に残っていたのが奇跡であって、実は、もう少し北区内にも残存しています。その全てをご紹介しましょう。





阪急中津駅から十三大橋までの国道176号線。その間にある中津高架橋上に、その架線柱は残っています。

ここで使われている架線柱は、全てが街灯の支柱や交通標識、信号やその他付属するケーブル架線(「がせん」と呼ぶ)などのライフラインの一部として存在しています。全て写真に撮りましたので、まち歩きのさいの参考にどうぞー。(番号を割り振っていますが、あくまで便宜上のものです)

西1番 十三小橋北詰にある。街灯が設置
西2番 十三小橋南詰にある。これはVICSのセンサーかな?
西3番 街灯が設置
西4番 道路標識設置。十三大橋の変則レーンのため、中々見れない中央線表記が
西5番 中津浜交差点に来ました。信号機などに使用
西5-1番 道路が曲がっているため、西側の方が2本多いのです。ここも信号機で使用
西6-1番 なにわ筋南側。信号と光式車両感知機で使用
西6番 中津浜交差点南側。信号として使用
西7番 ここも信号機などと街灯で使用
西8番 市バス中津車庫前。街灯で使用
西9番 こちらは街灯の電線の架線のみ
西10番 街灯で使用
西11番 電線のみの架線のみかと思うが、階段部分のための街灯が設置されている
西12番 街灯と交通標識設置で使用
西13番 電線架線
西14番 街灯で使用
西15番 電線架線と交通標識設置で使用
西16番 街灯で使用。何故かここだけシルバー塗装がされていない。もしかすると剥がれたのかもしれないが
西17番 光式車両感知機で使用
西18番 街灯で使用
西19番 北側の電柱がそれ。街灯が設置されている。信号機と別になっているのは、信号機にも街灯が設置されているため、取り付けられなかった措置と思われる
東19番 今度は東側をご紹介。阪急中津駅前。街灯と標識で使用
東18番 西側と比べて架線柱の高さが長くなっていることに注目。歩行者用街灯で使用
東17番 街灯で使用。ケーブルが道路横断している
東16番 ケーブルの架線のみだが、金具が外れていて用をなしていない。私はこれを、「野良柱」と呼んでいる
東15番 電柱で使用
東14番 立ち上がり柱になっている。地中から電線がにょきっと出現するような形になっているの、おわかりだろうか。この下から、街灯の電力はやってきているみたい。
東13番 街灯で使用
東12番 階段用街灯で使用
東11番 街灯で使用
東10番 信号用電波式車両感知器で使用。長いなw この電柱は延長部分が外されている。腐食した?
東9番 阪急バス中津6丁目バス停横。街灯で使用。こちらも柱長さが短くなっている
東8番 市バス中津6丁目バス停横。街灯で使用
東7番 中津浜通交差点南側。 交通信号機用ケーブルで使用。ここも短くなっているな
東6番 街灯で使用
東5番 中津浜通交差点北側。信号機などで使用
東4番 街灯で使用。ここも短くなっている
東3番 交通標識(レーン表示)で使用
東2番 街灯で使用

東1番 ケーブル架線で使用。北側にも電柱があるが、これは残念ながらトロリーバス架線柱ではない



<トロリーバスの架線柱の豆知識。>

市電と仕様が一緒です。大阪市内に残る市電の架線柱を見る際の参考にどうぞ(市電のものはもうほとんど残っていませんが)


1)鋼管柱(写真のもの)とコンクリート柱がある。基本は鋼管柱を採用する。
2)約7~9メートルくらいで、関西電力・NTTが使っているものより短い。「小柱」と呼ばれている、高圧線ケーブルを張らない電柱よりは少しだけ長い。
3)鋼管柱は、根元が太く、途中で2段階で細くなっている。
4)片側(今回の場合は東側)は延長されていて、西側の電柱よりも長い。鋼管柱なので溶接されて取り付けていると思われる。(確証なし)
5)何故長いのかは明らかではない。おそらく通信線(もしくは低圧電線)を架線するのに使用したのではないか。(確証なし)
6)当初は張り紙防止のために、根元から2メートルくらいまではフェンスが巻き付けられていた。近年になって、腐食防止のためにシルバー塗装が施工されている。