2014年10月27日月曜日

一願不動からマニ車まで。太融寺は見所満載。


困ったときの神仏頼み、とはいいますが、願いを叶えてくれることで有名なお寺さんが北区にあります。
そうです、太融寺さんです。
私の周りでも、願いを叶えてもらったという人が何人もいます。
ずっと興味がありながら、なんとなく行きそびれていました。
この度、太融寺さんでお話も聞ける機会に恵まれました。



821年、弘法大師により開かれました。
御本尊は、嵯峨天皇の念持仏であった千手観世音菩薩。
太融寺の融は源融の融。源融は嵯峨天皇の皇子で、「源氏物語」の主人公光源氏のモデルのひとりと言われる人物です。
縁起をうかがうだけで、歴史の授業を聞いているような気がします。
1615年、大阪夏の陣でお寺は焼失しますが、元禄年間に再興されました。
本堂、大師堂、護摩堂を解説つきでまわります。
くだんの、一願成就のご利益があるといわれる不動明王が安置されているのは、一願堂です。一願堂の堂内は、明るい昼間でも薄暗く、ろうそくと提灯が灯ります。




梵鐘は、明治の廃仏棄釈、太平洋戦争を免れたそうで、「カネが残った」から転じて「金が残った」と言われるようになったとか。ほかに、淀殿の墓、芭蕉の句碑、近代日本政党政治発祥地の碑、鬼瓦、ネパールのマニ車、白龍大神のお堂、ぼけ封じ三十三観音など、盛りだくさんです。






淀殿の墓について、本当のお墓なのかという議論が持ち上がったこともあるようですが、遺物が納められていることが必ずしも大事ではない、と聞きました。太融寺では淀殿の命日である5月8日に供養が行われます。



マニ車は、中にお経が納められていて、回すとお経を一巻お唱えするのと同じ効果があるといわれています。私はこのマニ車が大好きで、ひとり盛り上がってしまいました。



白龍大神は女神様です。




以前は同じ境内にあったと言われる男神様もお参りしてきました。龍王大神です。もう少し季節がすすむと、この青々とした銀杏も黄葉します。



太融寺さんは、見所満載のすごいお寺さんでした!