2014年9月22日月曜日

ウメダでカメラ


外出が気持ちのよい季節になりましたね。
のっけから恐縮ですが、長年愛用のカメラが、不調です。
気持ち良くシャッターをきっているのに、フィルムが真っ白。
こんなことが何度も続いています。
そう、フィルムを使う、古い古いカメラなのです。
旅先で落としたからなのか、海外に持ち出した際には、荷物検査で消えたのか、など色々思い当たることもあり、その都度勝手に決めつけて残念な思いをすること、数年が過ぎました。




転機になったのは、今年にはいってから。
普段は、スマホのカメラを利用しているのですが、おでかけする機会があり、どうぜならと取り出してみたのでした。
案の定、出来上がりは真っ白で、またも悲しい思いをしたのでした。
フィルムも入れたばかりだし、シャッターもきれるし、壊れている様子もない。
やっぱり、なにかおかしい!
というわけで、カメラ屋さんに行くことにしました。




お邪魔したのは、大阪駅前第四ビルのツカモトカメラさん。
カウンターで、カメラをお渡しし、状況を説明。
フィルムを入れたところで、残数24枚の表示がありました。フィルムを取らないと様子がわからない。フィルムは、撮りきらないと外せない、とのこと。
このフィルムは捨てるしかないな、とおもっていたところ、どんな技なのか、フィルムはサラの状態でまた使えますよ、と返していただきました。
なんて良心的な!!

そして、カメラをみていただきました。
瞬間に、「あぁ!」とため息がもれました。「これは典型的な」状態だそうで、フィルムに焼き付ける際に上がる幕の部分が、カメラ内部から浮いてきたノリのようなものでくっついてしまい、動かなくなっていたみたいです。
経年変化、だそうです。なにせ、古いカメラですから。
古いので、メーカーに修理を依頼しても部品がない可能性が高いと教えていただきました。



直らないとわかった今、どうするのか?
「フィルムカメラにこだわっているのか」
「同じ機種がよいのか」
「このカメラにこだわっているのか」
新たにカメラを購入するなら、フィルムカメラでなくてもよいのです。
この機種にこだわっているわけでもありません。が、同じ機種を中古でおいておられるとのことで、見せていただきました。
実は、これは思い入れの強いカメラで、使えなくても手放す気はないことをお話したところ、
「自己責任ですが」
との前置きされた上で、ノリを取り除く方法を教えてくださいました。ただ、取り除いても、今後も同じ状況は何度でも起こりうること、ノリが取れないこともあることも説明してくださいました。

結局、カメラを修理することはできませんでしたがフィルムを使える状態にしていただき、直せないまでも対処策まで教えていただいたのでした。
カメラ屋さんにとっては、まったく、どうしようもないお客です。それなのに、とても丁寧に対応してくださり、また、親身になってくださいました。

モノを買うのは簡単で、それこそキタには、たくさんのお店がありますが、買ったモノが壊れたとき、どうするのか。買うのと同じくらい捨てるのも簡単ですが、大事にしたいものであれば、悩みますね。ツカモトカメラさんは、新たに買う以外の方法も教えてくださいました。商売にはらなないんでしょうけど、お客としては、ありがたいお店です。壊れて、残念なことには違いありませんが、見ていただいたことで、なんだかすっきりしました。とても満足して帰路についたのでした。
梅田は、お店の入れ替わりが激しく、殺伐とした部分も感じますが、こんなお店が、その梅田の真ん中にあることが素敵ですね。