2014年8月11日月曜日

見た目は普通・・・でも、実は珍しい公園!! 


北区大淀南にある有名なザ・シンフォニーホール。この南隣にちょっと珍しい公園があります。
その名も『上福島北公園』 緑が多くベンチや藤棚、遊具もあり、野球ができそうな広いグランド。見た目は至って普通・・・。

では、なにが珍しいかというと、公園内で北区と福島区に分かれているんです。しかも真ん中や、通路を境にではなく、よくわからないところで。

大阪駅の西側
 
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大阪市内でも鶴見緑地公園や久宝寺緑地のような大規模な公園や、川を挟んで両側が同じ名前の公園で、区や市がまたがることはたまにありますが、「普通の公園」で物理的境界線もないところは珍しいと思います。管轄の公園事務所の方にもお聞きしたのですが、「他では聞いたことありませんね~」とのお答えでした。
そんな公園をぐるっと1周してみても、これがまた面白い。福島区の部分には福島区由来の石碑や案内板があり、北区部分には北区の住居表示板(緑のプレート)があります。
しかもこの表示板、仮設の物置に無理やり張ってある!動かしたらどないするねん(笑)
 
 
でもどうして区がまたがる公園になったのかをちょっと真面目に検証。
この地域はもともと大仁元町と上福島北という町でわかれていたことが大淀区のできた昭和18年の地図で確認できます。この地図と現在の地図を見比べると、境界線の由来がわかる気がします。


この公園は昭和28年3月31日に開園しました。
その後、公園の面積に変更がされた記録がないことから、公園ができた当初から現在のまたがった区画であったと推測できます。
 分かれていた区画が一緒になるだけでも珍しいのに、そこに区がまたがり、さらに公園ができるというのは、何かの歴史的背景があったと想像ができます。
しかし、その真相は・・・今は謎のままです(スミマセン)。今後の宿題にします。

 
 真相究明には至りませんでしたが、休日のひと時、まちにある普通の公園で、歴史に思いを馳せてみるのもなかなか良いものですね!

最後は「区をまたがる」と知ったら誰もがやりたくなる(はず)安直な写真を1枚。
 
 
上福島北公園:大阪市北区大淀南2丁目4番
                大阪市福島区福島7丁目23番