2014年7月15日火曜日

つひまぶ夏号発刊! つひまぶが提案するキタの新たなアイデンティティ、「キタは音楽都市だ!」


「つひまぶ」夏号をドロップしました。
特集は「キタにある、私たちの音楽の未来」です。

キタの音楽と聞いて、あなたはどんな音楽を思い浮かべますか?

ビルボード大阪で毎夜繰り広げられる世界基準のライブ、劇団四季のミュージカル、天満音楽祭、年配の方なら梅田芸術劇場で盛大に開催される演歌ショー、ホテルのディナーショーかもしれません。懐の深い歴史を抱える天満宮周辺や寺町あたりでは、教会音楽や雅楽、能楽といった伝統音楽が今も息づいています。翻って若い人たちは、オシャレなカフェやライブハウスでひっそりと奏でられる未来仕様の音楽を聴いているかもしれない。

そう、キタには大都市特有の音楽インフラが揃っている一方で、じつに多くのジャンルがタコツボ的に点在していて、しかもそれらは先端的で意欲的で、世界と同時進行で繋がっていたり、音楽を次の段階のものに押し上げようとする動きすらあるという点で、文化の集積地でもある都市特有の豊かな音楽空間を形成しています。
一方で、地域に根ざした音楽活動や、人と人との繫がりの中で生まれる音楽活動も活発に行なわれていて、大都市にありながら、それとは真逆のベクトルを持つ、下町の音楽のような風情も、そこにはあるのです。

音楽の都なら、世界にいくらでもあります。
ニューオリンズやダブリン、パリ、ロンドン、マンチェスター、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンパウロ…、枚挙に暇がありません。国内を見ても、沖縄、東京の高円寺、渋谷などは、音楽の盛んな場所だと言えるでしょう。
でも、キタは、ニューオリンズやダブリン、沖縄のように、その土地のローカルミュージックに特化しているわけではありません。
東京の高円寺や吉祥寺を中心とする中央線沿線には、一種独特な音楽文化があります。渋谷も、そう。東京郊外のサバービアな音楽空間も、今の音楽シーンには欠かせないものです。
力のあるライブハウスがひしめく仙台やヘビメタ文化のある名古屋も、音楽の盛んな土地です。
でも、キタは、それらの土地と比べても、破格のバラエティさを持ち、そのせいで、他とは決定的に違う音楽風景を現出させているのです。

大都市の機能を備えた豊かな音楽インフラ、文化の集積地としての都市から生まれる音楽、歴史が息づく音楽(そこにはお座敷音楽を下支えする奥行きすらあります)、人と人との繫がりから生まれる下町のような音楽。
そのような、さまざまなベクトルを持った音楽が点在し、ときには有機的に絡み合うさまこそが「キタの音楽」の真髄で、そのような風景を持つ場所は、世界を広く見わたしてみても、キタにしか存在ないと断言できます。国内にも、国外にも、そんな場所はありません。



音楽雑誌をはじめとする音楽メディアは、このことを指摘しません。
そんなことをしても、商売にならないから。
キタを紹介する地域情報誌も、このことを伝えてきませんでした。
なぜだかはわかりません。音楽に無限の愛情を注ぐ人が、そのような情報誌にはいなかったのかもしれません。

そうであるなら、「つひまぶ」がやらないわけにはいきません。
「つひまぶ」は、キタに、「音楽都市」という新しいアイデンティティを提示します。

教会音楽、演歌専門店、能楽、ボリウッドダンス、ご当地ソング、琉歌、西日本一の弦楽器店、地域主体の音楽祭、フォークの巣窟、伝説のカルト音楽人が出没するカフェ、先端的なライブハウス、ランチタイムコンサート、音楽的なスタンダップコメディアン…。
じつに多種多様な「キタ」の音楽を紹介しています。
誌面には紹介しきれなかったものも、数多くあります。

さらに、スペシャル対談として、北区で大人気の扇町総合高校吹奏楽部「オーギーズ」と横山ホットブラザーズの、世代を超えた天満ミュージシャン対談も実現しました。
ミュージック・ソー「お~ま~え~は~あ~ほ~か~」でおなじみの横山ホットブラザーズの長兄である横山アキラさんは、天満の菅北小学校のご出身なのです。
一見、異色のこの対談こそ、この振り幅の大きさこそが、キタの音楽を物語っています。


「キタにある、私たちの音楽の未来」
音楽雑誌にはできない、地域情報誌がこれまで取り上げなかった、「音楽都市」というキタの新しいアイデンティティを提示する特集です。

さらに、団塊の世代にはなつかしい、60年代~70年代にかけての梅田のジャズ喫茶事情。
こんなにたくさん開催されてるの?と驚きがいっぱいの「北区の盆踊り」情報は、おざなりの告知情報ではなく、詳細なイベント情報を詰め込んであります。
生い立ちから現在までを俯瞰するロングインタビューは、日本舞踊若柳流師範 後藤武子さんの、日本舞踊を巡るインタビューです。

音楽一色の一冊となりました。

もちろんコラムも充実。
買って美味しいもらって嬉しいキタの手みやげ、駅にまつわるマニアックな謎の解明、しょーもないことを徹底追及したお気楽コラム、キタの底力を知ることになるモノづくり探訪などなど。
強力なラインナップになっています。

「つひまぶ」夏号は、
北区役所、北区民センター、大淀コミュニティセンターほか、たくさんの場所に配布しています。このブログの右側に、配布場所を順次掲載していますので、ぜひぜひ、手にとってご覧ください。
電子ブック、PDF版もありマス☆