2014年4月28日月曜日

大阪天満宮の鎮花祭「儀式包丁」を観てきました!

平成26424日(木)に、大阪天満宮の鎮花祭(ちんかさい)へ行ってきました。
鎮花祭は、「はなしづめのまつり」とも言われます。

古代では季節の変わり目ということもあり、桜花の散るころから初夏へと気候の移り変わりが激しく、疫病の流行する時期に当たり、花の季節には散る花に乗って疫病の精霊が飛散すると考えられていました。
これを祖先の人は、花の精霊の仕業と考え、朝廷ではこの精霊を鎮める祭儀を「花鎮めの祭り」として、奈良時代の神祇令に規定し、疫病の霊を鎮め、心身の健全を祈願した祭りだそうです。
古来厳粛に斎行され、25日の本殿神事をはじめ、神楽、雅楽、舞楽、奉納や剣道薙刀の演舞、紅白試合などさまざまな催しが行われるとのことです。氏子の先祖をお祀りする「春季祖霊祭」も斎行されます。

前日の2413時からは、神賑行事のひとつ儀式庖丁船中の鯛」が催されました。
庖丁人は北新地むろ多の室田大祐氏(平真四條流儀式庖丁道師範・社団法人全国技能士会連合会会長・大阪府日本調理技能士会会長、平成25年度大阪府優秀技能者表彰(なにわの名工)・平成25度全技連マイスター(匠))、持出は加賀屋 博多店の料理長 平川泰司氏、後見人は四條流高弟位の正木数義氏、介添は北新地むろ多の料理長 小笠原大輔氏(平成23年度大阪府優秀技能者表彰なにわの名工若葉賞受賞)でした。

大阪天満宮の本殿前に舞台が作られ、儀式庖丁「船中の鯛」はそこで執り行われました。
「船中の鯛」は、庖丁人室田大祐氏が、右手に庖丁、左手に爼箸(まなばし)を持ち、爼板(まないた)の上に据え置かれた料理材料「鯛」には決して素手をふれることなく、自身の六根清浄を念じ、天下泰平、五穀豊穣を祈願しつつ、庖丁と爼箸を巧みに操り、庖丁の錆となるすべての料理素材の生命に感謝の意を捧げ、一刀一礼の作法にのっとって魚を料理するものです。巧みな庖丁さばきによる、荘厳な技術披露が行われました。
















室田大祐氏は、今年の122日に北区役所で行った、なにわの伝統野菜「天満菜」を味わう料理講習会の講師も務めていただき、精力的に日本料理の技術向上に努め、食育にも力を注いでいただいている人物です。
今年も、北区役所等で食育教室や料理講習会の講師をお願いしています。お楽しみに!